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「古奈屋」の餅入りカレーうどん
この店の名物は言うまでもなくカレーうどんですが、主役でありながら影の薄い“うどん”自体の素晴らしさも忘れてはなりません。
ざるうどんとして食せばよく分りますが、艶やかでなめらか、それでいてコシのある、喩えて言えば“一見繊細でいながら芯の強い女性”のような麺。麺自体が美味しいので、当然そのまま食べるのが美味しさを一番際立たせるとは思うのですが、ここのカレーうどんにはこの麺でなくてはならない必然性も感じます。そうなると、やはり「この麺はカレーうどんの為に開発されたのか?」という気もしてきます。
さてさて、このところ池袋のデパートや汐留のビルに出店し、食べに行き易くなって嬉しい反面、巣鴨のこじんまりした店の風情がなくなり、複雑な心境です。
それに、池袋に一度食べに行きましたが、餅の揚げ加減がイマイチ・・・きつね色になってなくてショックでした。カレーうどんのメニューには、オプションとして海老天入りと揚げ餅入りがあります(海老・餅両方入りもあり。餅ダブルも可)。
因みに私は素揚げした餅がお気に入りなので、いつも餅入りを注文しています。
このカレーうどんを食べるまでは、本当に、カレーうどんなんて一生食べなくてもいいとさえ思っていました。
その決心は思いっきり覆されましたが、確かに他の(普通の)カレーうどんとは別物なのですから、よそではやはり基本的に食べません(食べたことありません…)。
手間暇かけたとはいえ、ごくごく普通のカレールーに、牛乳を加えた途端、あら不思議!なんともまろやかな、うどんにぴったりのスープの出来上がり。こはもう、飲み干さずにはいられません。
あとは、店鋪が増えて、味が落ちないことを祈るばかりです。
「古奈屋」〔巣鴨〕03-3940-6180
《付録:即席古奈屋風カレーうどんを作る方法》
いわゆる市販の固形ルーを使います。(我が家では『ハウス・ザ・カリー』の中辛と辛口を同量で使用。いつも2箱分いっぺんに作っちゃうんです)
具は豚バラ肉と玉葱。人参をすりおろして入れることもあります。
ルーの説明書通りに作りますが、より美味しくする為に、固形コンソメ、市販のカレー粉、ブラックペッパー、あればローリエの葉・コリアンダー(多めに)・カルダモン・クミン・フェンネル・オールスパイス・ガラムマサラなどの香辛料をテキトーに入れます。これで随分と味が引き締まります。で、まずここで出来上がったものはカレーライスとして食します。
そして、翌日(じゃなくてもよいけど…)、いよいよカレーうどんです。
家で食べるうどんは『カトキチの冷凍さぬきうどん』と決めていますが、カレーうどんには合いません。麺が太過ぎてカレーがうまく絡まないのです。細めの、然しコシの強い麺であれば何でもよいでしょう。稲庭うどんなどが最適かと思います。さて、麺を茹でる前にスープの準備です。超カンタンです。
出来上がったカレーを火にかけ、甘辛さを加える為に市販のだしつゆを少々入れます。そこに牛乳を味を見ながら少しずつ足してのばしていきます。そのまま飲んで丁度よいくらいになったら出来上がり。茹でて一旦冷水で絞めたたうどんをスープに入れて温まったら完成!
ね、カンタンでしょ。もちろん、古奈屋さんには到底及びませんけどね、なにせ超即席ですから…。 |
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